山本由伸が今季5勝目 6回3失点の“粘投”で防御率2.12…味方打線が逆転成功で笑顔

アスレチックス戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
アスレチックス戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

山本由伸は6回3失点で今季5勝目…防御率2.12

【MLB】ドジャース 9ー3 アスレチックス(日本時間15日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアスレチックス戦に先発登板し、6回4安打3失点で今季5勝目をマークした。登板間隔が中5日で88球を投じ、6奪三振、2四球の投球。チームは9-3で逆転勝利し、貯金を「13」とした。

 前日13日(同14日)の同戦は1-11の大敗を喫しただけに、重要なマウンドになった。初回を3者凡退に仕留めるなど、2回まで無失点。だが、2点リードの3回、ソダーストロムに同点2ランを浴びた。

 4回1死一塁からはアンドゥハーに三塁線を抜ける勝ち越し打を許した。5回は10球で3者凡退に仕留め、6回も無失点。味方打線は6回、代打のロハスが勝ち越し打を放ち、勝利投手の権利が転がり込んできた。

 山本は7回の投球に備えてベンチで体を動かす場面もあったが、7回のマウンドにはベシアが上がり降板。今季5度目のクオリティ・スタート(QS=6回以上を投げ自責点3以内)で、5勝目をマークした。

 前回登板した8日(同9日)のダイヤモンドバックス戦では満塁弾を含む2本のアーチを浴びるなど、5回5失点で3敗目を喫していた。試合前の時点で、防御率は千賀滉大投手(メッツ)に次いでナ・リーグ2位の1.80だったが、この日の投球で2.12となり、リーグ3位となった。

(Full-Count編集部)

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