ド軍ロバーツ監督、“ムキになる”ベッツは「素晴らしい」 大谷敬遠後…咆哮の一打を称賛

試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

“鬼の形相”のベッツ「彼から感情が溢れていた」

【MLB】ドジャース 9ー3 アスレチックス(日本時間15日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が14日(日本時間15日)に行われたアスレチックス戦後、大谷翔平投手が敬遠された直後に貴重な一打を放ったムーキー・ベッツ内野手を称賛した。“勝負”を挑まれ、右中間へ適時二塁打打を放ち咆哮したシーンに「彼がムキになる姿が私は好きだ」と闘争心を評価した。

 指揮官は4-3の8回に大谷が申告敬遠で歩かされ、1死一、二塁で右中間へタイムリーを放ったベッツ内野手を称賛。塁上でアスレチックスのベンチ方向に向かって絶叫。その後ドジャースベンチに向かって恒例のセレブレーションを見せ、最後の“デコルテポーズ”にも力を込めた。

「彼が自分自身に何を期しているかを物語っている。ここ数試合の彼の打撃の状態的に、あの二塁打が出た時に、彼から感情が溢れていたのが見て取れる。彼がムキになる姿が私は好きだ。ああいうのが見ることができて良かったよ」

 ベッツは前日の同カードで4打数無安打。この日も4打席目までは凡退していた。巡ってきたチャンスで苦しい状況を跳ね返したベッツの勝負強さが光った。

 ロバーツ監督は6回4安打3失点で今季5勝目をマークした山本由伸投手を評価。本調子ではないながらも6回を投げ切ったことに「ヤマモトは今夜、調子がとりわけ良かったわけではない。しかしながら間違いなく長い回を投げてくれて、我々に勝つチャンスを与えてくれたと私は感じた。間違いなくいいことだと思う」と称えた。

(Full-Count編集部)

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