大谷翔平、今季初の3戦連発16号 MLB単独トップ…自己最多57発ペース、古巣相手に豪快弾

16号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
16号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

古巣エンゼルス戦でバックスクリーン弾

【MLB】ドジャース ー エンゼルス(日本時間17日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、8回の第4打席に3戦連発となる16号ソロをバックスクリーンに運んだ。これで15本塁打でメジャートップに並んでいたカイル・シュワーバー(フィリーズ)とアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を抜き去り、単独トップに立った。

 単独トップにふさわしい、打った瞬間に分かる一発だった。3点を追う8回、ライアン・ゼファジャン投手の2球目のカットボールをバックスクリーンまで軽々と運んだ。打球初速は114.9マイル(約184.9キロ)、飛距離416フィート(約126.8メートル)、角度27度という一発に本拠地は大歓声に包まれた。3戦連発は2024年6月22日(同23日)の本拠地・エンゼルス戦以来通算9度目となった。

 1回の第1打席は中前打を放ち、3戦連続安打と好調を印象づけた。3回の第2打席は四球を選んだ。5回の第3打席は併殺に倒れていた。

 前日15日(同16日)の本拠地・アスレチックス戦では「1番・DH」で先発出場し、今季初の1試合2発の大暴れを見せた。3回に2試合連発となる14号3ランを放つと、4回には中越え15号2ラン。5打数2安打6打点で打率.310に上げ、チームは大勝した。

 シーズンに換算すると57発超えのペースとなり、自己最多を更新する勢い。試合前の時点で5月は14試合で打率.351、8本塁打、18打点と量産態勢に入っていた。

【実際の動画】大谷翔平がメジャー単独トップに、バックスクリーン着弾の16号

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