ジャッジ、ア・リーグ単独トップの16号 大谷翔平とは1本差、打点は最多の誠也に並ぶ

16号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
16号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

43打点は鈴木誠也と並んでメジャートップ

【MLB】ヤンキース 5ー2 レンジャーズ(日本時間21日・ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が20日(日本時間21日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「3番・右翼」で先発出場。8回に4試合ぶりとなる今季16号2ランを放った。ア・リーグ単独トップに立ち、メジャー全体でもドジャースの大谷翔平投手に1本差。43打点はメジャー全体でカブスの鈴木誠也外野手と並んでトップに立った。

 3点をリードした8回無死一塁の第4打席、ケーレブ・ボウシュリー投手のスライダーを右翼ポール際に運んだ。打球初速99.8マイル(約160.6キロ)、飛距離326フィート(約99.4メートル)、角度36度の逆方向への一発で、レンジャーズを突き放した。

 メジャーリーグの記録サイト「ベースボール・リファレンス」によると、ヤンキースタジアムの右翼は314フィート(約95.7メートル)で、12フィート(約3.7メートル)の差でスタンドイン。いつもの豪快なパワーだけではなく、本拠地の特徴を生かした技ありの一打を披露した。

 ア・リーグでは15本で並んでいたマリナーズのカル・ローリー捕手を突き放し、単独トップに。メジャー全体では大谷が17本と最多で、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が16本で追う。

 これでジャッジは47試合に出場し、打率.403、16本塁打、43打点はいずれもリーグトップ。出塁率.491、長打率.762、OPS1.253もトップで、目下“最強打者”の実力を証明している。

 3、4月は31試合に出場し打率.427、10本塁打、32打点、OPS1.282と絶好調。自身10度目となる月間MVPに選出されていた。2022年にはア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、大谷翔平投手(当時エンゼルス)を上回ってMVPを受賞。昨季は58本塁打&144打点でメジャートップを記録し、2度目のMVPを獲得。今季はこれで55本塁打ペースとなった。

【実際の映像】ジャッジのリーグ単独16号は“技あり弾” 本拠地熱狂…地元放送局は驚愕「近道を!」

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