戦力外からの復活劇「神すぎる」 衝撃の1試合2発に竜党騒然「進化したな」

2打席連発で存在感
■巨人 4ー2 中日(16日・東京ドーム)
加入2年目の29歳がひときわ存在感を放っている。中日の上林誠知外野手が16日、敵地・東京ドームで行われた巨人戦で2打席連発の4号と5号ソロを放った。頼もしい打棒に「この飛びきりの笑顔」「オールスターに呼んでくれ」とファンは沸き立っている。
この日は「3番・右翼」で先発した上林は、1点をリードされた6回、ここまで無失点好投していた赤星優志投手から右中間スタンドに運ぶ4号ソロ。そして同点で迎えた8回、今季防御率1.15と絶好調の大勢投手154キロ直球をバックスクリーン左に運ぶ5号勝ち越しソロを放った。
試合には逆転負けを喫したものの、加入2年目でこれまで打率.284、5本塁打、19打点、OPS.786と、チーム打率.213の中日にとって貴重な戦力となっている。2013年ドラフト4位でソフトバンクに入団し、2018年は全試合に出場して22本塁打。しかし、故障に苦しみ2023年オフにソフトバンクから戦力外通告を受け、中日に加入した。
昨季は46試合に出場し打率.191、1本塁打、3打点と結果を残せなかったが、今季は完全復活を感じさせる好調ぶり。SNSでは「ばやしが活躍すると本当に嬉しい」「オールスターで観たいから、投票するよー」「ほんとかっこいい」「3番固定できた」「めっちゃいい時の上林で嬉しい」「神すぎる」「甦った、いや進化したなバヤシさん」などの声が相次いでいる。
(Full-Count編集部)