大谷翔平、衝撃の逆方向へ17号ソロ 豪快118m弾に本拠地熱狂…再びMLB単独トップ、5月10発目

1-7から逆方向への一撃
【MLB】ドジャース ー Dバックス(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場すると6回1死の第3打席で3試合ぶりとなる17号を放った。本塁打数でトップタイにいたカイル・シュワーバー(フィリーズ)を突き放し、再び単独トップに浮上した。
本拠地で豪快なアーチを描いた。大谷が1-7の6回1死からブランドン・ファットのスイーパーを捉え、3試合ぶりとなるアーチを描いた。またしても逆方となる左越え弾。打球初速107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)の一発だった。劣勢だけに淡々とした表情でダイヤモンド周回となったが、その背中には大歓声が注がれた。
試合前時点でリーグ2位タイの15本塁打だったシュワーバーが、この日のロッキーズ戦で16号を放ち、大谷は一時並ばれていたが、17号で再びリーグ単独トップに浮上した。第1打席は二ゴロ、4回の第2打席は中飛だった。
前日までのカードは古巣エンゼルスとの3連戦。チームは2010年6月以来、15年ぶりのフリーウェイ・シリーズで3連敗を喫したが、大谷は3試合で14打数5安打の打率.357、1本塁打、2打点。長打率.571、OPS.971をマークしていた。
シーズンに換算すると57発ペースで、本塁打王を獲得した昨季の自己最多54本塁打を更新する勢いとなっている。試合前の時点で5月は16試合で67打数24安打の打率.358、9本塁打、20打点。長打率.851、OPS1.287と好調を維持。シーズン通算では打率.313、16本塁打、30打点。長打率.665、OPS1.073としている。