元ハム助っ人、試合中に突然の涙 日本最終年は不振も…韓国で偉業達成、投手3冠の無双ぶり

亡き母に捧げる涙の記録
日本ハムや楽天でプレーしたコディ・ポンセ投手が、韓国プロ野球(KBO)で快投を見せた。17日の試合ではKBO記録となる1試合18奪三振をマーク。投手成績3部門でトップに立つなど、圧倒的な活躍を続けている。
今季はKBOのハンファでプレーするポンセ。17日のSSG戦に先発すると、8回で18三振を奪い、2安打無失点に封じる好投を見せて8勝目を挙げた。また、これは本人にとって特別な思いが詰まった力投でもあった。
韓国メディア「MBCスポーツ・プラス」のダニエル・キム氏は自身のX(旧ツイッター)で、ポンセがKBO記録となる18奪三振を記録した後「文字通り涙を浮かべていた。2017年に亡くなった母のことを考えていたと、試合後に彼は言った」と伝えた。亡き母に捧げる奪三振記録で、10試合に登板し、8勝0敗、防御率1.48、93奪三振と各部門でリーグトップに立った。
ポンセは2022年から2年間日本ハムでプレーし、2022年8月27日のソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成。日本ハムでは2年間で計24試合に登板して7勝10敗、防御率3.47という成績だった。2024年は楽天に移り、15試合で3勝6敗、防御率6.72だった。