中日“恐竜打線”復活へ…3回で先発野手全員安打 戦力外経験の29歳、鮮やか弾が「たまらん」

中日・上林の6号で、3回に先発野手全員安打を達成
■中日 6ー0 ヤクルト(29日・神宮)
“恐竜打線”でひときわ輝くアーチを描いた。中日の上林誠知外野手が29日、敵地でのヤクルト戦に「6番・右翼」で出場し、3回先頭の第2打席で右中間スタンドに6号ソロを放った。この一撃で3回にして中日は先発野手全員安打を記録。ファンは「お祭りですね」「最高かよ」「中日の底力を感じる最高の瞬間」など、歓喜の声を上げていた。
ヤクルト先発の小川を攻略した。初回に3安打を集めて2点を先制すると、2回には6安打を集中させて3得点。3回の上林が本塁打を放った時点で10安打をマークしていた。上林は2013年ドラフト4位でソフトバンクに入団するも、2023年オフに戦力外通告を受け、中日に移籍していた。
上林の鮮やかなアーチを「DAZN」公式X(旧ツイッター)が映像で公開すると「この笑顔をずっと見たかった」「あーえぐいよ上林」「んーーーーたまらん」など興奮が収まらないファンも見られた。
さらには「栄養素いただきました」「全員安打でつなぐ中日、チームの絆が見える」「竜の力を纏い輝く未来呼べ」など猛打のチームをたたえる声も目立っていた。