苦しむド軍25億円男、悪夢の「27-0」 満塁機に痛恨…米ファン辛辣「彼を解放してやれ」

8回、2死満塁で凡退したドジャースのマイケル・コンフォート【写真:荒川祐史】
8回、2死満塁で凡退したドジャースのマイケル・コンフォート【写真:荒川祐史】

打率1割台…13試合で打点のないコンフォート

【MLB】エンゼルス 11ー9 ドジャース(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースのマイケル・コンフォート外野手は17日(日本時間18日)、本拠地エンゼルス戦に「7番・左翼」で出場。7回には内野安打を記録したが、8回には一打逆転となる2死満塁の好機で二ゴロに倒れた。現地ファンからは「正直に言って、彼はDFAにふさわしい選手だ」「なぜ起用する」と厳しい声があがっている。

 コンフォートは昨オフに1年1700万ドル(約24億7000万円)で入団したものの、今季の打率は.175と不振にあえいでいる。過去には4度のシーズン20本塁打を記録した好打者でロバーツ監督は信頼を置いて起用を続けているものの、ファンの不満は溜まる一方だ。

 11日(同12日)は2安打、13日(同14日)は二塁打3本の活躍を見せたが、打点を挙げたのは3日(同4日)の試合が最後で、直近13試合で打点がついていない。

 コンフォートが8回に打ち取られると、米スポーツ局「ESPN」のラジオ番組にも出演し、ドジャースについての“ご意見番”的存在として知られるブレイク・ハリス氏はX(旧ツイッター)で「コンフォートは今シーズン、得点圏に走者がいる場面で32打数2安打、うち過去27打数では0安打となっている」と投稿。ファンからは「彼に代打を出すべきだった」「エドマンとテオが復帰する中で、難しい決断を迫られる」「もう彼を解放してもらえませんか?」「これは馬鹿げているよ」などとコメントが寄せられていた。

 チームではテオスカー・ヘルナンデス、トミー・エドマン両外野手の復帰が近づいている。エドマンに代わって昇格したキム・ヘソン内野手は打率.452と存在感を見せており、エドマン復帰後もメジャーに残る可能性もある。いずれにせよ、コンフォートが生き残るには一層のアピールが必要になる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY