菊池雄星、勝利投手の権利消滅…遠い1勝 負傷降板後に悲劇、救援陣が同点弾献上

ドジャース戦に先発したエンゼルス・菊池雄星【写真:荒川祐史】
ドジャース戦に先発したエンゼルス・菊池雄星【写真:荒川祐史】

菊池は6回途中1失点、今季最多7Kで降板

【MLB】ドジャース ー エンゼルス(日本時間19日・ロサンゼルス)

 エンゼルスの菊池雄星投手が18日(日本時間19日)、敵地で行われたドジャース戦に今季10試合目の先発登板。6回途中3安打1失点と好投してマウンドを降りたが、7回にウィル・スミス捕手が起死回生の同点3ラン。今季初勝利はお預けとなった。

 今季開幕投手を務めた菊池は過去9先発で5度のクオリティスタート(6回投げて自責点3以下)を記録しながら、ここまで白星に恵まれなかった。迎えたこの日のドジャース戦は4回まで2安打6奪三振無失点の快投。初勝利への期待が高まった。

 5回に大谷翔平に適時打を許し、なお2死満塁のピンチを招いたものの、フレディ・フリーマン内野手を左飛に打ち取って窮地を脱した。しかし6回1死後、トミー・エドマン内野手を一ゴロに打ち取ったが、一塁ベースカバーに入った際に打者走者と接触。倒れ込んだ菊池はそのまま交代。球団は「右足首の炎症」と発表した。

 ブルペン陣に後を託したものの、バークが7回に死球で先頭を出すと、大谷に内野安打を許して一、二塁のピンチ。アンダーソンに交代し、ベッツを打ち取ったが、スミスが同点3ランを左翼席に叩き込んだ。ドジャースタジアムは大熱狂となったものの、エンゼルスベンチは静まりかえった。

(Full-Count編集部)

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