中日退団→異国移籍でいきなり1号 “元4番”に竜党「早く戻ってきて」「泣ける」

中日在籍時のダヤン・ビシエド【写真:小林靖】
中日在籍時のダヤン・ビシエド【写真:小林靖】

ビシエドはB9とGGを2度ずつ獲得…日本選手扱いの資格も

“らしい”スイングでいきなりアーチをかけた。昨オフに中日を自由契約となり、メキシカンリーグのドスラレドス・オウルズへ入団したダヤン・ビシエド内野手が18日(日本時間19日)、移籍初戦で第1号を放った。衝撃の一発にファンからは「早く戻ってきて」「泣ける……」とコメントが殺到した。

「7番・指名打者」でモンテレイ・サルタンズ戦に出場したビシエドは1-0で迎えた4回の第2打席、相手左腕の変化球を振り抜いた。打った瞬間それと分かる弾丸ライナーで左翼席へ1号を叩き込んだ。ダイヤモンドを一周し、白い歯を見せた。

 36歳のビシエドは2018年に打率.348、178安打で両タイトルを獲得。一塁手でベストナインとゴールデン・グラブ賞を2度ずつ手にするなど、低迷していた中日の主砲として活躍を続けた。2023年には国内FA権の取得条件を満たし、2024年は日本選手扱いとなった。

 しかし、日本9年目の2024年は自己最少の15試合、9安打、打率.209にとどまり、昨年10月に退団。その後はなかなか新天地が決まらなかったが、今月8日(同9日)にメキシカンリーグの移籍が決まった。

“竜の4番”が見せた変わらぬ打棒にいち早く反応したのが、ドラゴンズファンだった。「まじで戻ってきて欲しい」「再獲得しろ」「ファースト空いてる」「この立ち姿、このスイング……見れてよかった」「名古屋に帰ってきてくれ」「Theビシエドの打球で最高すぎ」「俺はとにかく嬉しいよ」などと声が寄せられた。

 中日の一塁は今季主に中田翔内野手、ジェイソン・ボスラー外野手らが務めてきたが、打率.210、OPS.607と迫力に欠けている。それだけに、ファンからの復帰を望む声が殺到したのかもしれない。

【実際の映像】「Theビシエドの打球」 元中日4番の移籍後第1号に衝撃

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY