大谷翔平が「友達を失ったかのよう」 打席で起こった“珍事”に放送局も唖然

バットを折られた大谷が打席で驚きの表情を見せた
【MLB】エンゼルス 6ー4 ドジャース(日本時間19日・ロサンゼルス)
18日(日本時間19日)のドジャース・大谷翔平投手とエンゼルス・菊池雄星投手の対戦は日米で注目を集めた。大谷が2安打の活躍を見せたが、花巻東校の先輩である菊池も存在感を放った。3回に迎えたこの試合2度目の対戦で大谷のバットを折る変化球を投じ、放送席は驚きに包まれた。
大谷は「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席は中飛に打ち取られたが、3回2死の第2打席は内角高め96.9マイル(約155.9キロ)のフォーシームを左前へ運び、チーム初安打を放った。しかし、この打席の5球目、インハイのチェンジアップをファウルにした際、バットが折れる事態が。思わぬアクシデントに大谷は驚きの表情を見せた。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めたジョー・デービス氏は「まるで友達を失ったかのようにそのバットを見つめている」と様子を伝えると、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「最後にバットを折ったのはいつだったか思い出せない。折ったことすらあるだろうか?」と驚いていた。
新しいバットで打席に入った大谷は6球目のストレートを振り切ると左前打。バットを折られた5球目と同じインコースをつく球をしっかりと捉えて結果を残すと、ジョー・デービス氏「新しいバットで(この試合)ドジャース初ヒットを打った」と大谷の打棒を称賛していた。