MLB新ユニは「誰が欲しがる?」 刻まれた地図…米記者辛辣「センスがない」

ナショナルズのCJ・エイブラムス【写真:ロイター】
ナショナルズのCJ・エイブラムス【写真:ロイター】

今季発表予定のシティコネクトユニホームがすべて発表された

 本拠地の文化やコミュニティをデザインするシティコネクトユニホーム。16日(日本時間17日)にレッドソックスのユニホームが公開され、2025年に発表予定の全デザインがお披露目となった。米スポーツ局「ESPN」のデイビッド・ショーエンフィールド記者は、各球団のユニホームをランク付け。ナショナルズには低評価を付け、「誰が欲しがる?」と指摘した。

 記事では「伝統を好むスポーツファンもいれば、革新を歓迎するファンもいます。しかし、一つ確かなのは、ユニホームを変更すると私たちの議論を呼ぶということです」と前置きされ、ショーンフィールド記者がユニホームが発表されるたびに個人的目線でデザインを格付けしている。

 シティコネクトユニホームの着用は2021年から始まり、今季発表された8球団は、2種類目となるシティコネクトユニホームとなった。ナショナルズに始まり、アストロズ、ジャイアンツ、ロッキーズ、ホワイトソックス、マーリンズ、ダイヤモンドバックス、そしてレッドソックスが新たなシティコネクトユニホームを発表した。

 その中でナショナルズには「C-」という低評価。スカイブルーのカラーで、ユニホームには碁盤の目のようなワシントンDCの地図をデザイン。帽子のマークと、袖のパッチには前回のシティコネクトユニホームにも採用された桜がデザインされている。

 同記者は、2022年から2年間着用した桜の木が大きくデザインされたユニホームには「結構気に入った」とB評価をつけていた。しかし今回は、「グレーのジャージに桜が描かれた以前のユニホームのファンだった。今回はキャップとバッティングヘルメットは気に入っていて、人気が出るだろうと思っていますが、ユニホームはどうでしょう? センスがないです。つまらない市街地の地図なんて、誰が欲しがるでしょうか?」と苦言を呈した。

シティコネクトユニホームを着用するCJ・エイブラムス(写真はスクリーンショット)
シティコネクトユニホームを着用するCJ・エイブラムス(写真はスクリーンショット)

今季発表されたユニホームでは、同記者は過去に着用していたパープルカラーを採用したダイヤモンドバックスに「A」、フェンウェイパークのカラーを使ったレッドソックスに「A-」の高評価をつけた

【実際の写真】「誰が欲しがる?」 ナショナルズのシティコネクトユニ

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