鈴木誠也、弾丸13号3ランで打点リーグトップ再浮上 日本人最多の年間146打点ペース

レッズ戦に「3番・右翼」で出場、8回に豪快弾
【MLB】レッズ ー カブス(日本時間24日・シンシナティ)
カブスの鈴木誠也外野手が23日(日本時間24日)、敵地で行われたレッズ戦に「3番・右翼」で先発出場。8回の第5打席で2試合ぶりとなる13号3ランを放った。5打数3安打3打点をマークし、46打点でナ・リーグトップに再浮上。チームも13-6で大勝した。
8回2死一、三塁の第5打席で、相手左腕ブレント・スーター投手が投じた3球目の86.2マイル(約138.7キロ)の直球を引っ張り、ライナーで左翼席に運んだ。初速108.9マイル(約175.26キロ)、飛距離373フィート(約113.69メートル)、角度21度の豪快な一発だった。
この日は4回の第2打席で二塁打、7回の第4打席は左前打を放っており、この一発で3安打目と絶好調。ナ・リーグ打点王争いは同僚のピート・クロウ=アームストロング外野手が同試合で6打点を挙げて一時トップに躍り出たが、鈴木がこの3ランで46打点とし、ナ・リーグトップに再浮上した。
メジャー全体ではレッドソックスのラファエル・デバース内野手が同日のオリオールズ戦で2本塁打を放つなど8打点の大爆発。47打点で全体のトップに立っている。
鈴木はチーム51試合で46打点をマークしており、シーズン146打点ペース。過去に日本人でシーズ100打点を超えたのは松井秀喜と大谷翔平の2人のみで、大谷が昨季ドジャースで記録した日本人最多の130点を超える驚異的なペースとなっている。
12日(同13日)のマーリンズ戦では、自身4年連続となる2桁本塁打に到達。ドジャースの大谷以来、日本人選手では2人目の偉業だった。さらに日本人選手では通算900本目という“メモリアル弾”だった。20日(同21日)のマーリンズ戦では5試合ぶりとなる12号2ランを逆方向に放つなど、5打数3安打4打点と大暴れ。43打点でナ・リーグトップに浮上していた。
これで鈴木は今季47試合に出場し、打率.262、13本塁打、46打点、OPS.866と好調を維持している。