日ハムが劇的サヨナラで連敗ストップ! 北山が9回10K完投…オリ宮城が3勝目、21日パ結果

オリ山岡は3つのアウトを全て三振
パーソル パ・リーグ公式戦が21日、2試合が行われた。日本ハムはエスコンフィールドでソフトバンクに2-1でサヨナラ勝利。オリックスは京セラドームでロッテに6-1で快勝した。
日本ハムの先発・北山亘基投手は2回に犠飛で先制を許すも、4回に石井一成内野手と清宮幸太郎内野手の連続長短打で同点に追い付くと、以降の4イニングは毎回奪三振、無安打無失点と好投。9回122球4安打1四球10奪三振1失点でマウンドを後にした。
北山の投球に応えたい打線は、9回の先頭・万波中正外野手が四球で出塁。1死から清宮が安打で好機を拡大、さらに敬遠で満塁となり、郡司裕也捕手が右翼への適時打で試合を決めた。北山は今季初の2桁奪三振、4月10日以来約1カ月半ぶりの白星を記録している。
ソフトバンクは、今季初先発の松本晴投手が5回58球3安打無四死球4奪三振1失点と起用に応えた。しかし、打線が3回以降わずか2安打に抑え込まれ、接戦を落とした。
オリックスの先発・宮城大弥投手は、3回に1死満塁のピンチを招くも、2者連続三振に仕留め、得点を与えない。援護を受けた直後の6回、藤原恭大外野手の1号ソロを被弾するも、8回107球6安打2四死球6奪三振1失点でマウンドを降りた。
宮城の好投に応えたい打線は5回、2死満塁から廣岡大志内野手の適時打で先制する。同点で迎えた6回には、杉本裕太郎外野手の犠飛で1点を追加。なおも連打で一気に5点差をつけた。
6-1で迎えた9回は、山岡泰輔投手がすべてのアウトを三振で奪い、試合を締めた。宮城が今季3勝目。打線は計10安打6得点とつながりを見せた。一方敗れたロッテは、先発・西野が5回2/3を87球6安打2四球5奪三振3失点だった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)