元ド軍右腕が3度目の“戦力外” わずか9日…弱小軍団でもお払い箱、米納得「誰?」

ホワイトソックスのヨエンドリス・ゴメス【写真:Getty Images】
ホワイトソックスのヨエンドリス・ゴメス【写真:Getty Images】

ゴメスはヤンキース、ドジャース、ホワイトソックスでDFA

“居場所”が定まらない。ホワイトソックスのヨエンドリス・ゴメス投手が20日(日本時間21日)、事実上の戦力外(DFA)となった。今月6日(同7日)にドジャースを“戦力外”となり、新たに契約した球団でもメジャー昇格わずか9日間で姿を消すことになった。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のスティーブ・アダムス記者がゴメスのDFAを報道。「代わってベテランのエイドリアン・ハウザー投手が昇格する。ホワイトソックスは僅か10日前にゴメスをウェーバー経由で獲得したばかりだった」と伝えた。ゴメスは5月10日(同11日)にホワイトソックスと契約していた。

 ゴメスは4月22日(同23日)にヤンキースをDFAとなり、ウェーバーにかけられた際にドジャースが獲得。ヤンキースでは6試合に登板して防御率2.70。ドジャースでは3試合に登板して防御率14.54とふるわず、5月6日(同7日)にDFAとなっていた。

 同メディアは「ヤンキースの元トッププロスペクトは(今シーズン)ヤンキース、ドジャース、そしてホワイトソックスと転々としている」と紹介。ホワイトソックスでは3試合の登板で防御率8.10。昨季、歴史的121敗を喫した球団でも結果を残せなかった。

 ゴメスのマイナーリーグのオプションは既に使い切っており、同メディアは「ウェーバーを通過しなければ降格させることはできない。かつては将来が約束された右腕だが、2020年シーズンは(コロナ禍で)マイナーが中止になったことや、2021年と2022年はトミー・ジョン手術でシーズンをほぼ全休したことで少しずつ成長(速度)が減少してしまった」と報じた。

 今季3度目のDFAにファンからは「予想できたこと」「たらい回しにされている」「ホワイトソックスにDFAされるのはどういう気持ちなのだろう」「球界最悪のチームにDFAを宣告された」「今年3回目だよ」「ゴメスって誰?」「名前を聞いた瞬間いなくなっていた」などと皮肉めいたコメントが並んでいた。

(Full-Count編集部)

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