鈴木誠也、自己最速187キロの弾丸14号3ラン 打点も再びトップ浮上、日本人歴代最多149打点ペース

レッズ戦で本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
レッズ戦で本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

レッズ戦に「3番・DH」で出場

【MLB】カブス 11ー8 レッズ(日本時間26日・シンシナティ)

 カブスの鈴木誠也外野手が25日(日本時間26日)、敵地で行われたレッズ戦に「3番・DH」で出場し、8回の第5打席に2試合ぶりとなる14号の勝ち越し3ランを放った。打点は再びメジャートップに浮上し、チームも逆転勝利を果たした。

 同点で迎えた8回の第5打席、無死一、二塁でルイス・メイ投手の97.2マイル(約156.4キロ)のシンカーを左翼ポール際に運んだ。打球速度は自己最速の116.2マイル(約187キロ)、飛距離399フィート(約121.6メートル)、角度22度という弾丸ライナーの一発。最大5点差をひっくり返すチームの逆転勝利を決定づけた値千金の一打で、ガッツポーズをしながらダイヤモンドを一周した。

 これで49打点となり、打点王を争っていた同僚の“PCA”ことピート・クロウ=アームストロング外野手を抜き、メジャー単独トップに浮上。この日は第1打席に右前打、第2打席に中堅への二塁打を放っており、4打数3安打3打点。これで49試合に出場し、打率.273、14本塁打、49打点、OPS.906とした。6試合連続安打と調子を上げている。

 12日(同13日)のマーリンズ戦では、自身4年連続となる2桁本塁打に到達。ドジャースの大谷翔平投手以来、日本人選手では2人目の偉業だった。23日(同24日)のレッズ戦では13号3ランを含む3安打の活躍を見せていた。

 チーム53試合目で14号を放ち、シーズンでは42本超えのペース。昨季の自己最多21本塁打を大きく上回ることが期待される。打点も大谷翔平投手が昨季ドジャースで記録した日本人最多の130点を超える149打点超えという驚異的なペースとなっている。日本人選手のシーズン100打点以上は、過去に松井秀喜と大谷の2人のみ。

【実際の様子】鈴木誠也の弾丸14号にチームメート大はしゃぎ 実況も大興奮「It's GONE!」

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