2連勝貢献の先発メイに指揮官ニンマリ 強豪相手に“異変”「面白いことに…」

Dバックス戦に連勝…2カードぶりの勝ち越し
【MLB】ドジャース 3ー1 Dバックス(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャースは21日(日本時間22日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦に3-1で勝利して2連勝を飾った。試合後に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「間違いなく、前回の登板と比べて随分とよかった」と、先発のダスティン・メイ投手を称えた。
前日の同カードは山本由伸が7回無失点の好投を見せるも、9回に守護神のタナー・スコットが同点弾を被弾。延長10回は2点を追う展開となったが、マックス・マンシーの犠飛で大谷翔平投手が生還し、劇的なサヨナラ勝利を飾った。
2カードぶりの勝ち越しを目指したこの日は、打線が相手先発の2021年サイ・ヤング賞投手、コービン・バーンズの前に沈黙。6回まで0-1に抑えられていたが、テオスカー・ヘルナンデス外野手が起死回生の3ランを放った。その後はブルペンがピンチを作りながらも粘り、最後は前夜にセーブ失敗のスコットが3者凡退に封じた。
指揮官は開口一番、先発のメイを激賞した。「間違いなく、前回の登板と比べて随分とよかった。面白いことに、彼の(今シーズン)ベスト2の登板は、2つとも強力打線でバランスが取れているこの球団相手だ」とロバーツ監督。メイが10日(同11日)に敵地ダイヤモンドバックス戦に先発し、負け投手にはなったものの今季最長の6回2/3を投げて2失点にまとめていた。
「個人的には今晩が(今シーズン)一番の投球だったと思う。今日はずっと安定した投球だった。ストライクゾーンに投げ続けていた。空振りも奪えていたし、当たり損ないの打球もあった。試合を通して彼はコントロールできていた」と右腕の投球に目を見張った。
(Full-Count編集部)