侍JのWBC連覇を阻む“総額3976億円打線”誕生か ドミニカ代表の超豪華スタメン予想

MLBネットワークがスタメンを予想
2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、米スポーツ局「MLBネットワーク」は17日(日本時間18日)、ドミニカ共和国のスタメンを予想。メジャー史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円)の契約を結んだフアン・ソト外野手(メッツ)が、前回に続いて参戦表明。メジャー屈指のパワーヒッターが並ぶ超重量打線の誕生が予想されている。
MLBネットワークの公式X(旧ツイッター)が予想したスタメンでは「1番・右翼」に2021年ナ・リーグ本塁打王のフェルナンド・タティスJr.外野手(パドレス)が入った。契約額は14年3億4000万ドル(約487億円)で、前回2023年のWBCは禁止薬物使用で出場停止処分を受けた影響で不参加だった。
「2番・左翼」に史上最高額のソトが入り、続く「3番・一塁」には2021年ア・リーグ本塁打王で14年5億ドル(約716億円)の長期契約を手にしたブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)が名を連ねた。こちらも前回の2023年は怪我のため大会直前に出場を辞退している。
「4番・DH」には10年3億1350万ドル(約449億円)のラファエル・デバース内野手(レッドソックス)と予想。「5番・三塁」には11年3億5000万ドル(約501億円)の契約を誇るマニー・マチャド内野手(パドレス)、または7年1億4100万ドル(約202億円)のホセ・ラミレス内野手(ガーディアンズ)のいずれかが入ると見込んだ。
下位打線にもケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)、フリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)、ウィリー・アダメス内野手(ジャイアンツ)、ヤイナー・ディアス捕手(アストロズ)という、どこからでも長打が飛び出す破壊力抜群の面々が並んだ。スタメンの契約総額は、三塁がマチャドならば約27億7700万ドル(約3976億円)、ラミレスならば約25億6800万ドル(約3677億円)という、米国代表にも劣らぬ凄まじい金額の豪華メンバーとなる。
MLBネットワークの公式X(旧ツイッター)は「アルバート・プホルス監督は2026年WBCメンバー選考に悩まされるかもしれない」と記している。
ドミニカ共和国代表は2013年のWBCで、ロビンソン・カノらが中心となり全勝優勝を果たしたが、その後の2大会では実力を発揮しきれなかった。過去に日本との直接対決は1度もないが、次回の2026年は準々決勝で初対決となる可能性がある。