ハム新庄監督が語る浅村栄斗の凄さ「調子悪かろうが」 開口一番…2000安打に敬意と祝福

日本ハム・新庄剛志監督【写真:古川剛伊】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:古川剛伊】

試合後の新庄監督は開口一番「まずは浅村選手、おめでとうございます」

■楽天 2ー1 日本ハム(24日・楽天モバイルパーク)

 日本ハムは24日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦に1-2で敗れた。試合後の新庄剛志監督は開口一番、「まずは浅村選手、2000安打達成、名球会入り、おめでとうございます。記録を達成したら新たな気持で。新人の気持ちで、どんどんこれからの野球を楽しんでもらえたらいいんじゃないですか」とこの日金字塔を打ち立てた楽天の浅村栄斗内野手を祝福した。

 初回1死二塁から、浅村が右前適時打で2000安打目を放つと、一塁ベンチから飛び出して拍手を送った。「初めて見た。ないですね、記憶にないです」。数々の経験をしてきた指揮官にとっても、目の前で見る初めての光景。相手チームでも、大打者の仲間入りを果たしたことに最大限の敬意を表した。

 2022年の監督就任以降、敵として何度も打席に立つ姿を見てきた。「どんな状況でも、走者一塁にいるだけで右中間に長打を打たれそうな、右投手であろうが左投手であろうが、そういう怖いイメージがありますね。右足の軸の回転というか、遠心力を使って当たった後にまた押し込めるような打者で、調子悪かろうが恐ろしいですよね」と印象を語った。

(町田利衣 / Rie Machida)

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