中日・福永、2試合で抹消　川越の本塁打性打球がファウル→直後に激走生還も途中交代

福永は今季初先発→翌日に登録抹消

　28日のプロ野球公示で、中日は福永裕基内野手を抹消した。前日27日のヤクルト戦（神宮）では今季初めてスタメン出場し、8回に同点のホームインをしたものの、その裏の守りから途中交代していた。

　福永はこの日「4番・三塁」で先発。0-1の8回には1死から四球で出塁すると、続く川越誠司外野手が右翼ポール際に特大飛球を放った。しかし判定はファウル。井上一樹監督は“いやいや”とした表情でリクエストを要求。場内では映像が流れ、押しかけた中日ファンは歓声が起きたものの、判定はファウルのままだった。

　その後、井上監督は球審に詰め寄ったものの、判定は変わらず。結局、川越は四球となって一塁走者の福永は二塁へ進塁。その後、代打のブライト健太外野手が左前適時打を放ち、二塁から激走して頭からスライディング。同点のホームを踏んだ。しかし、直後の8回守備から途中交代していた。

　また、この日予告先発投手として発表されている、阪神・門別啓人、日本ハム・加藤貴之、ロッテ・種市篤暉、オリックスのアンダーソン・エスピノーザ、西武・渡邉勇太朗が登録された。ロッテでは、前日のオリックス戦を7回無失点の好投で3勝目を挙げた田中晴也投手を抹消している。

（Full-Count編集部）