“大谷翔平2世”が「怪物だ」 3Aで早くも無双…投手絶望の3連発「早くメジャーに!」

21日に3A昇格…5試合連続安打でOPS1.018
怪物が実力を発揮している。米国で“大谷翔平2世”として話題を集めるロイヤルズ傘下のジャック・カグリオーン内野手が24日(日本時間25日)、3Aで3試合連続の一発を放った。昇格後早々に打ちまくり、「3Aにいる器じゃない」「早くメジャーに!」と米ファンも熱視線を送っている。
カグリオーンは20日(同21日)に2Aから3Aに昇格。エンゼルス傘下ソルトレークとの6連戦の初戦でデビューすると、3試合目で3Aでの1号となる飛距離410フィート(約125メートル)弾を叩き込んだ。さらに翌日も431フィート(約131メートル)の特大弾。そしてこの日も、左腕から打った瞬間の確信の一発を放った(飛距離は測定不能)。
2Aの38試合で打率.322、9本塁打、43打点、OPS.947を記録し、3Aではわずか5試合で3本塁打、7打点と“無双状態”。米放送局「FOXスポーツ」の公式X(旧ツイッター)は「彼は早くメジャーに昇格させて! ジャック・カグリオーンが3Aで3試合連続本塁打を打った」と即座に反応すると、米ファンも「Wow……」「エグすぎる」「早くロイヤルズに送れ」「早くきてジャック」「怪物だ」と同調した。
カグリオーンはフロリダ大で投打二刀流として活躍し、米メディアからは「ジャックタニ」という愛称もつけられた大器。同大では最多の通算75本塁打に加え、投げても昨季16試合に登板して5勝2敗、防御率4.76をマークし、同年のドラフト全体6位指名でロイヤルズに入団した。メジャー球団が貧打に苦しむ中、“大谷2世”が早期昇格を果たしてチームを救う日が来るだろうか。