千賀滉大、7勝目も右脚負傷 太もも裏押さえ苦悶…5回2/3を1安打無失点、防御率MLB1位浮上

好投を見せたが…アクシデントに場内悲鳴
【MLB】メッツ 4ー3 ナショナルズ(日本時間13日・ニューヨーク)
メッツの千賀滉大投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのナショナルズ戦に先発。右脚を負傷して緊急降板となったが、5回2/3を1安打無失点に抑えて7勝目を手にした。防御率は1.47となり、メジャートップに浮上した。
防御率リーグトップの千賀は、初回1死からウッドに右前打を許したものの、以降は無安打1四球の好投を披露した。しかし6回、1死からエイブラムズの打球は一、二塁間へ飛び、一塁手アロンソが捕球。ベースカバーに入った千賀への送球が高くなった。千賀はジャンプしてキャッチし、アウトは奪ったが、右足を伸ばした千賀は太もも裏を押さえ、グラウンドに転がり込んだ。
場内のファンは頭を抱え、悪送球のアロンソはうつむいて申し訳なさそうな様子。千賀はここで降板となった。
今季13度目の先発マウンドは5回2/3で77球を投げ、被安打1、5奪三振1四球、無失点の内容となった。メッツは4-0で9回の守備に入ったものの、3番手スタニックが3連打を浴びて1失点。守護神ディアスが適時打と暴投で2点を失ったが、なんとか試合を締めた。
7勝はリーグ3位タイで、チーム内ではホームズと並んでトップ。防御率は試合前のリーグトップ1.59から1.47に下がり、レンジャーズのイオバルディ(1.56)を抜いてメジャートップとなった。
(Full-Count編集部)