大谷翔平の18号で先制も…ド軍に“負の連鎖” LAご意見番は辛辣「メッツの得点は」

大谷が18号先頭打者弾も…守備陣が2失策
【MLB】メッツ ー ドジャース(日本時間26日・ニューヨーク)
最高の立ち上がりのはずが、一転して劣勢となった。ドジャースは25日(日本時間26日)、敵地メッツ戦に臨んだ。初回先頭の大谷翔平投手が千賀滉大投手から特大の18号を放ったものの、直後に逆転される。LA記者はドジャースの“難点”に苛立ちを見せた。
千賀滉大投手との注目された対決。大谷はカウント1-0からの152キロ直球を完璧に捉えた。打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、飛距離411フィート(約125.3メートル)、角度31度の特大アーチを右翼席最上段に叩き込んだ。前日に敗戦したチームの嫌な雰囲気を払拭する一発のはずが、すぐに状況が一変する。
先発のランドン・ナックは1~2番を三振に仕留めたものの、フアン・ソトのボテボテの打球を三塁のマックス・マンシーが失策して出塁を許す。その直後、ピート・アロンソに左中間へ逆転の2ランを浴びた。さらに3回には先頭の安打後、続くマーク・ビエントスの当たりは遊撃に飛んだ。併殺も狙えそうな当たりだったが、ムーキー・ベッツ内野手はバックハンドトスになると、送球が逸れてオールセーフ。その後、追加点を許す形になった。
ナックは3回を投げて3失点ながらも、自責点は1。味方野手に足を引っ張られた形だ。ドジャースの“ご意見番”的存在として知られるブレイク・ハリス氏は「今夜のメッツの3得点は、すべてドジャースの守備のおかげ」と皮肉交じりに投稿。米ファンも「ベッツのショートをやめよう」「酷い守備だ」「マンシーとベッツは三塁にもショートにもふさわしくない」などと失意の声が広がった。
(Full-Count編集部)