大谷翔平が見せた“2つの顔”　日本ファン虜の「Yeah!」　野球小僧を「ずっと待ってたよ」

641日ぶりとなる実戦登板…切れ味鋭い変化球も披露

【MLB】メッツ 3ー1 ドジャース（日本時間26日・ニューヨーク）

　マウンドで見せた様子に、ファンも胸を躍らせている。ドジャースの大谷翔平投手は25日（日本時間26日）、メッツの本拠地シティフィールドで実戦形式の投球練習「ライブBP」を行った。切れ味鋭い変化球で空振り三振を奪った後には、笑顔で叫びながらガッツポーズも披露。「可愛すぎる」「ウキウキで草」と日本のファンを笑顔にさせている。

　641日ぶりに打者と相対した大谷は、キム・ヘソン内野手ら3人が5打席立ち、投ゴロ、三振、三振、右前安打、四球という内容だった。22球を投げ、直球は94マイル（151.2キロ）から97マイル（156.1キロ）、スプリットは88マイル（約141.6キロ）を記録した。

　右打席に入ったゲームプランニング＆コミュニケーションコーチのJT・ワトキンス氏は、内角へ食い込む鋭いツーシームで空振り三振に仕留めた。捕手の後ろで投球を見つめたE・ヘルナンデス内野手らが驚く中、大谷は満面の笑みで「イェ～！」と叫び、“三振ポーズ”を披露。その後も胸を叩いて喜んでいた。

　戻ってきたマウンドではしゃぐ大谷に、投手復帰を待ちわびたファンもほっこり。「キケが後ろでニコニコ野球少年みたいになってるのがとても良い」「投手楽しそう」「おかえりなさい、大谷投手。ずっと待ってたよ」「とっても嬉しそう」「エグいのにお茶目」「笑顔が泣ける」「守りたいこの笑顔」とコメントが寄せられていた。