佐々木朗希の「気持ちは理解できる」 指揮官が本音、IL入り舞台裏…明かした復帰プラン

ロバーツ監督がABEMA「おはようロバーツ」に登場
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「ABEMA」が26日に公開したインタビュー企画「おはようロバーツ」で、佐々木朗希投手について語った。右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしているが、投手の復帰は「6月末ごろになると思う」と見通しを語った。
佐々木はメジャー初勝利を挙げた3日(同4日)のブレーブス戦登板後には右肩に痛みを感じていた。その後、9日(同10日)の敵地アリゾナでのダイヤモンドバックス戦で4回0/3を投げて5失点で降板し、奪三振は自身初めてゼロに終わった。
ロバーツ監督は最後の登板日に、敵地でのベンチで佐々木と話し合ったと明かし、「私は正直に今の状態を話して欲しいといった。その時点で彼は『違和感がある』といったのでMRIを撮った。トレーナーに見てもらい故障者リストに入れることに決めた」と振り返った。
球速や制球など佐々木の異変は感じていたという。その後、違和感を告白されて「納得した。その時点で投球を中止して休養させた」。佐々木が痛みに耐えながら投げ続けていたことには「ロウキが何もいわなかったことに感謝もしている。彼には競争心があり、チームメートを助けたかった。投球に苦しんでいましたが、我々が投げてほしかったから、彼は投げようとした。一方で何か言ってくれたらよかったのにとも思う。そうすれば彼を守れたので。だがロウキの気持ちは理解できる」とかばった。
気になる今後については「1~2週間は完全休養の予定。その後ゆっくり段階的に投球を再開し、復帰は6月末ごろになると思う」と語った。指揮官は25日(日本時間26日)のメッツ戦前には報道陣に「来週スローイングを再開する。曜日は決まっていないが、来週だ」と説明していた。
(Full-Count編集部)