ドジャース退団テイラーはエンゼルスと契約 即スタメン起用へ…ド軍19億円支払いも

米敏腕記者が報じる
エンゼルスは26日(日本時間27日)、ドジャースをリリースされたクリス・テイラー外野手と1年76万ドル(1億850万円)で契約したと発表した。
米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏は同日、自身のX(旧ツイッター)に「複数の関係者によると、FAになったスーパー・ユーティリティのクリス・テイラー外野手はエンゼルスと契約を結んだ。今晩のヤンキース戦では中堅で(スタメン)出場する」と伝えた。
34歳のテイラーは2014年にマリナーズでメジャーデビュー。当初は守備要員的な立ち位置だったが、2016年途中のドジャース移籍後にスイングを変更すると、長打力が激増。2017年は140試合出場で打率.288、21本塁打、72打点とブレークし、リーグ優勝決定シリーズではMVPに輝いた。その後も時折見せる長打力と汎用性を発揮し、2020、2024年と2度のワールドシリーズ制覇に貢献した。
2021年オフにFAとなると、ドジャースは4年6000万ドル(約85億5200万円)の好待遇で迎え入れた。リリースとなったものの、テイラーは今季年俸の残りおよそ930万ドル(約13億2600万円)に加えて、来季に関しても400万ドル(約5億7000万円)のバイアウトが付帯されており、少なくとも計1330万ドル(約18億円9600万円)をドジャースから受け取ることになる。
ここ2年は計115試合で打率.202、4本塁打、OPS.580、WAR-0.6と苦戦。ドジャースは18日(同19日)、テイラーをリリースしたと発表した。今季成績は28試合出場で打率.200、0本塁打、2打点だった。
(Full-Count編集部)