ド軍は今オフも1000億円以上の大補強? タッカー以外にも…マンシー後釜に狙う31歳大砲

カブスのカイル・タッカー【写真:Getty Images】
カブスのカイル・タッカー【写真:Getty Images】

米スポーツ専門メディアが早くもオフFA市場を予想

 争奪戦を制するのはドジャースか、ヤンキースか、それとも他球団か。米メディアが今オフにFAになる可能性がある大物の名前を、早くもランキング形式で発表。獲得に動くことが予想されるチームも挙げている。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が21日(日本時間22日)に公開した記事で、著者はレッズとナショナルズでGMを務めた経験があるジム・ボウデン氏だ。「オフシーズンのMLBフリーエージェント候補トップ50」と題し、野手トップ20、先発投手トップ20、クローザートップ10という形で紹介した。

 1位に入ったのが、カブスのカイル・タッカー外野手。オールスターゲーム出場3回、ゴールドグラブ賞1回、シルバースラッガー賞1回を誇るなど走攻守に優れる28歳だ。同記事では「リーグのMVP候補のトップ5と考えられている」「今季も再び30本塁打、30盗塁に迫るペースを維持」と高く評価した。

 さらにはメッツのフアン・ソト外野手の史上最高額となる15年7億6500万ドル(約1009億円)、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手の14年5億ドル(約714億円)という大型契約を挙げ、「タッカーも『6』で始まる(6億ドル台(約867億円以上)9桁契約を手にすると予想されている」と紹介。現在所属するカブスに加え、フィリーズ、ヤンキース、ドジャースなど複数の大市場チームが彼の獲得に動くと予想した。

 2位はレッドソックスのアレックス・ブレグマン内野手。今季からレッドソックスと3年1億2000万ドル(約171億円)の大型契約を結んだばかりだが、毎年オフにオプトアウトの条項が付帯されていることから、同記事では「契約をオプトアウトする可能性が高い」「彼のFA市場価値は昨オフよりもさらに高まると見られている」と評価。レッドソックスに加えてヤンキース、タイガース、アストロズ、フィリーズ、さらにはドジャースが三塁の補強として獲得に動く可能性があると予想した。

 さらには5位としてブルージェイズのボー・ビシェット内野手も、ドジャースやヤンキース、タイガースが獲得に動く可能性があるとした。昨季は怪我で低迷したが、今季はまずまず復調しており、三塁コンバートの可能性も示唆している。

 昨季ワールドシリーズで激突したドジャースとヤンキースは現在、地区1位と順調な成績を残している。今季のポストシーズンだけでなく、その先でも火花を散らすことになるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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