ド軍と85億円契約→解雇→エ軍 新天地でも悲しき“0-6-4K”、古巣メディアも嘆き「厳しい」

エンゼルスのクリス・テイラー【写真:Getty Images】
エンゼルスのクリス・テイラー【写真:Getty Images】

ドジャースでは今季28試合で打率.200、0本塁打

 まだ本調子とはいかないようだ。ドジャースからリリースとなり、26日(日本時間27日)にエンゼルスに加入したクリス・テイラー外野手は移籍から2試合連続でスタメン出場するも、ともに無安打に終わった。古巣メディアも“苦境”を伝えている。

 テイラーは26日(同27日)の本拠地ヤンキース戦で移籍後初戦を迎えた。第1打席は三振、第2打席は中飛、第3打席は三振と結果を残せず、翌27日(同28日)の同カードも3打数無安打の2三振に終わり、ともにチームも敗れている。

 34歳のテイラーは2016年途中のドジャース移籍後に覚醒し、2017年は140試合出場で打率.288、21本塁打72打点、リーグ優勝決定シリーズではMVPに輝いた。2021年オフにFAとなると、4年6000万ドル(約85億5200万円)で再契約。2020、2024年のワールドシリーズ制覇に貢献した。もっとも、4年の契約期間は厳しい数字が並んだ。

 計470試合で打率.234、49本塁打、OPS.718、WAR4.6。今季も28試合で打率.200、0本塁打にとどまり、スタメン出場が激減していた。4年契約を満了する前にドジャースはリリースを決断。もっとも、今季年俸の残りおよそ930万ドル(約13億2600万円)に加えて、来季に関しても400万ドル(約5億7000万円)のバイアウト分を合わせた計1330万ドル(約18億円9600万円)はドジャースが支払うことになる。

 その後、同じフランチャイズのエンゼルスに移籍が決まり、復活が期待されたものの、2試合とはいえ結果を残せず。ドジャースメディア「ドジャーブルー」は「クリス・テイラーはエンゼルスで厳しいスタートを切っている。2試合で合計6打数ノーヒット、4三振と苦しんでいる」と伝えると、米ファンも「悲しいな」「もっとプレー時間を与えるべき」「好守もあったけど……打てない」などと肩を落とした。ドジャースの人気者は果たして、新天地で復活できるだろうか。

(Full-Count編集部)

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