新庄ハムは「理想のチーム」 “元コーチ”が成長を実感…2年前から激変できた理由

内川聖一氏と荒木雅博氏「ゆるマニアック解説」出演
内川聖一氏と荒木雅博氏が28日、パーソル パ・リーグTVで配信された第2回「裏パ~OBたちのゆるマニアック解説~」に出演した。リアルタイムで試合を見ながら、OBだからこそ話せるマニアックなプレー解説や、本中継ではないゆるいトークを展開。2023年の秋季キャンプで日本ハムの臨時コーチを務めた荒木氏が、当時の状況を比較しながら、現在の日本ハムの戦い方を分析した。
ソフトバンクが、野村勇内野手の適時打で試合を振り出しに戻した7回裏終了後、諸事情で到着が遅れていた荒木氏が登場。開口一番「すみませんでした……」と頭を下げると、「荒木さん早く来てくれないかなと思っていたら、試合展開がめちゃくちゃ早かったんですよ!」と笑顔で迎え入れた内川氏。ようやく2人そろっての“ゆるマニアック解説”がスタートした。
まず初めに、2023年の秋季キャンプで日本ハムの臨時コーチを務めたこともあり、「今日はファイターズ枠でいきますからね」と宣言していた荒木氏に、内川氏が「当時と比べると、新庄剛志監督の考えってチームに浸透してきましたよね?」と質問。これに対して荒木氏は、「最初のころは、(新庄監督の考えに)戸惑っていた感じがあったけど、今は『こういうこともあり得るよね、この監督は』と、みんなが理解してプレーしているような気がしますね」と、この2年間での変化を語った。
さらに「この間(13日のオリックス戦)も、チーム全体としてツーランスクイズというサインではないけれど、『何かあったら先の塁を狙おう』と、全員が思ってやっているように見える」と分析し、「理想のチームですよね」と高く評価。これには内川氏も、「新庄監督が、将来的にやりたいことのために種をまいていったのが、今年やっと結果になって出てきているような気がするんですよね」と納得の表情を見せていた。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)