炎上→“取材逃亡”のド軍スコットに非難「君は違う」 米司会者が求めた102億円の責務

ドジャースのタナー・スコット【写真:荒川祐史】
ドジャースのタナー・スコット【写真:荒川祐史】

取材に応じなかったスコットに「自分のロッカーの前に立っているべきだ」

 ドジャースのタナー・スコット投手が“無責任”だと、米メディアから非難されている。スコットは28日(日本時間29日)の敵地・ガーディアンズ戦で救援登板。2点リードで迎えた8回にマウンドに上がったが、同点となる2点タイムリーを浴びて降板。走者を残した状態で後を継いだアレックス・べシアが3ランを浴び、逆転負けを喫していた。

 試合後、スコットは取材に応じず。この姿勢を見たカリフォルニア州ラジオ局「AM570 LA Sports」で司会を務めるデビッド・ヴァセイ氏は「タナー・スコットの責任だ。球種の選択がまずく、野手のポジショニングが悪く、それを決めている誰かの指示も悪かった」と厳しい論調で話した。

 さらにヴァセイ氏は「選手たちは同じ理解でいなかった。これが、試合終盤に勝つか負けるかを決める野球の内幕だ。そして、ドジャースの選手たちは明らかに同じ理解でいなかった」と指摘した。

 ヴァセイ氏は言葉を続け「スコットは1年前とは明らかに同じスコットではない。全くもってもどかしい。もしあなたがスコットで、あの(ドジャースの)ブルペンの誰よりも稼いでいるとしたら、今日の試合後は自分のロッカーの前に立っているべきだ」と強調。なによりもスコットの姿勢に“憤慨”している様子だった。

 かつての守護神を例にも挙げ「ケンリー・ジャンセンはクローザーになって間もない頃、セーブに失敗した時、説明のために自分のロッカーにいなかったときは批判されたものだった。スコットは今日どこにいたんだ?」と疑問を投げかけた。「彼は(打たれたが)メディアに対して話をしなかった。彼はそこにいなければならない。べシアだけがいるべきではない」。

 べシアは取材対応をしただけに「べシアが厄介な事態に収拾をつけなければならなかったのは気の毒だ。べシアはワールドシリーズを2度制覇している。彼はファンたちの信頼が厚い。スコット、君は違う」と最後まで“無責任さ”を責めていた。

(Full-Count編集部)

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