大谷翔平も届かぬ…最速30号は24年ぶり“快挙” 153億円捕手が並んだ歴史的ペース

30号を放ったマリナーズのカル・ローリー【写真:ロイター】
30号を放ったマリナーズのカル・ローリー【写真:ロイター】

マリナーズのローリーが30号に到達…米記者が明かす記録

【MLB】カブス 10ー7 マリナーズ(日本時間22日・シカゴ)

 マリナーズのカル・ローリー捕手が21日(日本時間22日)、敵地でのカブス戦に「3番・捕手」で出場し、9回の第5打席で両リーグ最速となる30号を放った。ドジャース・大谷翔平投手よりも早いペースで積み重ねるアーチの数には衝撃の記録があった。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は、自身のX(旧ツイッター)で「開幕75試合で30本到達は、2001年バリー・ボンズ、ルイス・ゴンザレス以来の記録だ」と投稿。実際、ローリーは1試合を欠場しているため、74試合で30発を放っている。

 また、ラングス記者は歴代の「チーム75試合時点で30本塁打到達選手」を列挙しており、ローリーで9人目(11度目)となっている。これまでには1921年、1928年、1930年にベーブ・ルースが3度も記録。1961年にロジャー・マリス、1969年にレジー・ジャクソン、1994年にケン・グリフェーJr.、1998年にマーク・マグワイア、1999年にサミー・ソーサ、2001年にルイス・ゴンザレスとバリー・ボンズが記録している。

 まさかの早さで本塁打を量産するローリーに、ファンは「正捕手を務めていてこれはすごい」「マリナーズから、しかもキャッチャー」「なんていうことだ」などと反応。今季から6年1億500万ドル(約153億円)の契約を結んでいる28歳を絶賛していた。

(Full-Count編集部)

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