スタントンの“史上最速”弾丸アーチにファン驚愕「彼は火星人かもしれない」
飛距離も圧巻の136.8メートル
豪快な打球を持ち味とするヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手。昨季まで在籍したマーリンズ時代を含め、目を疑うような飛距離の巨大アーチでファンを驚かせてきたが、9日(日本時間10日)の本拠地レンジャーズ戦で打球速度196キロの“史上最速アーチ”をかけた。
2点リードの5回1死走者なしの場面で、右腕フラドの内角91.1マイル(約146.6キロ)を強振。低い弾道の打球は物凄い勢いで左中間席に突き刺さる28号ソロとなった。飛距離449フィート(約136.8メートル)という数字も驚きだが、見る者を唖然とさせたのが打球速度だ。その速度は、なんと121.7マイル(約195.85キロ)。スタットキャストが導入された2015年以降の本塁打としては史上最速となった。
あっという間にスタンドに飛び込んだ一発の動画を、MLB公式インスタグラムが「121.7マイル? このスタントンの一撃はスタットキャスト計測史上(2015年以降)最速」と紹介すると、ファンからは次々と驚きと称賛のコメントが寄せられた。
「あれが僕のお気に入りのジャンカルロだよ」
「ベストの中のベスト」
「観客席に穴を開けたかな?」
「あの打球をキャッチしようとしたファンを想像してみよう」
「GOAT(Greatest Of All Time/史上最高)」
「スタントンは絶好調だ!」
「ヤンキースには強打者がいないと言ったのは誰だ?」
「メジャーの球場は、この男が打席に立つ時は観客席の下にヘルメットを置いておく必要があるね」
「なんてことだ」
「嘘みたい!!! 彼はもしかしたら火星人かもしれないね」
豪快すぎるあまり、地球外生命体の疑いすらかけられてしまったスタントン。また、自身のバットでこの記録を塗り替えることが期待される。