ロバーツ監督が怒りの会見 大谷翔平へは“報復死球”と断定「間違いない」…一問一答

試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】
試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】

大谷が死球を受けた直後に同僚を制止「リスペクトしている」

【MLB】パドレス 5ー3 ドジャース(日本時間20日・サンディエゴ)

――9回に新人ジャック・リトルがタティスJr.に死球をぶつけた。
「ジャック・リトルはメジャーデビュー戦だった。彼は登板を乗り越えようとしていた。私たちも彼を登板させて、試合を終わらせたかった。誰が見てもタティスに対しては故意とではないことは明らかだ。タティスに当ててしまって、いい気分ではなかった。彼はいい選手だし、グッドガイ。当ててしまい、いい気分ではなかった」

――シルト監督が激昂。ロバーツ監督もベンチを飛び出して両監督とも退場になった。
「彼(シルト監督)は私に向かって叫んで、睨みつけられたから、かんに障った。なぜなら、それだけ(スター選手への死球は)避けたいと思っていたからだ。スター選手を試合から退かせないといけないからね。この子(リトル)を何回か投げさせて、試合を終わらせたかった。だから、むきになったんだ。だって、明らかに故意ではなかったからね」

――大谷への死球は故意だったか。
「間違いない。(カウント)3ボールの場面で、相手は右腕だ。ショウヘイを当てるために内角高めに投げてきた。あれはハードスロー(力強い球)だ。スアレスが左打者に対して直球で何回当てたことがあるのか知らないけど、明らかに故意だった」

――大谷は死球を受けた直後にチームメートを制止した。
「彼は(スアレスの死球が)故意だったと分かっていたと思う。彼は(あの死球で)怪我をした訳ではないし、これ以上の揉め事は起こしたくなかったのだろう。私はとてもリスペクトしている」

――大谷は右肩付近に死球を受けた。
「大丈夫だ。避けることができたから、大丈夫だ」

――パドレスとの4連戦で3勝1敗。シリーズの総括を。
「シリーズ4試合、ショウヘイ、ムーキー(ベッツ)、フレディ(フリーマン)はいいスイングをしていなかった。初対戦だったから、それも要因の1つだと思うけどね。次は準備万端で挑んでくれるだろう」

(Full-Count編集部)

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