長嶋茂雄さん「おい、どうした!?」 小笠原道大氏を感動させた“秘話”「左手で」

小笠原道大氏の長嶋茂雄さんとのエピソード「キャンプに激励に来られた時に」
日本ハム、巨人などで通算2120安打を記録した小笠原道大氏が9日、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に出演。3日に死去した長嶋茂雄さんとのエピソードを披露した。
試合開催が少ない月曜日も、プロ野球、パ・リーグファンが楽しめる時間を作りたいとの想いでスタートした「月曜日もパテレ行き」。日本生命セ・パ交流戦スペシャル第3回は、G.G.佐藤氏と小笠原氏が1週間の試合を振り返った。
番組冒頭、小笠原氏に「先週、長嶋茂雄さんの悲しいニュースが伝わってきましたが、長嶋さんとのエピソードがあれば教えてください」とたずねたG.G.佐藤氏。2004年のアテネ五輪予選、長嶋さんが代表監督を務めた際に選手としてプレーした小笠原氏は「一番(印象深いエピソード)は、ジャイアンツに移籍して、キャンプに長嶋さんが激励に来られた時に、(トレードマークの)ヒゲを剃ったあごを左手でさすってくれたこと」と明かした。
続けて「目を見開いて、『おい、どうした!? 剃ったのか!?』と言ってね。長嶋さんから、それをされたのは多分1人だけなので、それが一番心に残っているエピソードかな」と当時を懐かしみ、「エネルギーを分けてもらったというか、常に照らし続けてくれる方だったじゃないですか。だからジャイアンツに移籍してきて、『これからやるんだ』という後押しをしてもらったような記憶があります」と振り返った。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)