ド軍日系右腕を襲った“非常事態” まさかの「111」に集まる同情「犠牲になった」

パドレス戦に登板したドジャースのマット・サウアー【写真:Getty Images】
パドレス戦に登板したドジャースのマット・サウアー【写真:Getty Images】

昇格サウアー、4回2/3で111球を投げ9失点

【MLB】パドレス 11ー1 ドジャース(日本時間11日・サンディエゴ)

 ドジャースのマット・サウアー投手が10日(日本時間11日)、敵地で行われたパドレス戦に2回から救援登板。4回2/3で111球を投げる事態に、SNS上では「何よりサウアーが気の毒すぎる」など同情の声が上がった。

 先発陣に故障者が続出しているドジャースは、本来中継ぎのトリビーノが先発。初回を無失点に抑えると、2回からメジャーに昇格したばかりのサウアーがマウンドに向かった。

 2回は無失点に抑えた26歳右腕だが、3回に3本の長短打に四球が絡んで3失点。4、5回も1点ずつ失った。6回も続投して4失点。なお2死一塁で球数が111球に達したところで野手のE・ヘルナンデスが登板した。

 試合後にインタビューに応じたサウアーは「自分の役割はイニングを消化することだと理解している。毎回闘争心をもって投げるよ」とコメント。9失点した投球については「正直言って状態は良かった。でも、ど真ん中へ失投が多すぎた」と反省の言葉を口にした。

 大差がつき、チーム事情とはいえ厳しい状況にファンは騒然。「ブルペンデーとはいえここまでくるとさすがにサウアーも気の毒だね、代えてもらえないなんて」「リリーフ(第2先発)がこれだけの球数は見たことない」「犠牲になってもらった感じは気の毒」といった反応が並んだ。

 沖縄生まれの母を持つサウアーは、試合前の時点で今季7試合に登板して1勝0敗、防御率3.05。4月29日(同30日)のマーリンズ戦でメジャー初勝利をマークした。5月24日(同25日)に今季4度目のマイナー降格となっていた。

(Full-Count編集部)

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