ド軍美人レポーターも興味…キケが着用する“特製道具” 導入を決めた意外なワケ

パドレス戦に登板したドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真:ロイター】
パドレス戦に登板したドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真:ロイター】

2月のオープン戦でミラーの頭部に打球が直撃

【MLB】パドレス 11ー1 ドジャース(日本時間11日・サンディエゴ)

 ドジャースの“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が10日(日本時間11日)、敵地で行われたパドレス戦で、今季3度目の野手登板。大量リードを許す展開で、2回1/3を投げて役割を果たす中、地元メディアは着用した特製ヘッドギアにも注目した。

 ドジャースの地元放送局「スポーツネットLA」のレポーター、キルステン・ワトソンさんは、E・ヘルナンデスが登板すると「多くの人がキケのヘッドギアに興味をもっていると思います」。そう切り出すと「彼に(着用している理由を)聞けば、もちろん『Safety First(安全第一)』と答えます。でも、(実は)スプリングトレーニングがきっかけなんです」と続けた。

 打撃投手らが使用する、帽子の上から着用するサンバイザー風のヘッドギア。今年2月のオープン戦でボビー・ミラー投手が頭部に打球を受けたことを振り返ったワトソンさんは「MLBが定める脳震とうのプロトコールに従う必要がありました。なので、このヘルメットを試験的に導入しているMLBはボビーに送って、フィードバックを求めました」と説明した。

 試したミラーについて「彼は少しきつく感じるとい言い、気に入らなかったようです」と話したワトソンさん。「でも、キケ・ヘルナンデスは即座に試着したんです。(その後、E・ヘルナンデスのヘッドギア姿は)登板する時に定着したんです」と舞台裏を明かしていた。

(Full-Count編集部)

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