大谷翔平はランク外…ジャッジがメジャー史に刻む“異次元の記録”「信じられない」

65試合を終えた時点で打率.396、24本塁打の驚愕数値
【MLB】ヤンキース 10ー2 ロイヤルズ(日本時間11日・カンザスシティ)
ヤンキースのアーロン・ジャッジが圧倒的な打棒でMLBの歴史を塗り替えようとしている。10日(日本時間11日)、敵地で行われたロイヤルズ戦で2試合連続となる24号本塁打。2安打3打点の活躍で打率は.396となり、本塁打はドジャース・大谷翔平投手の23本を上回った。無双を続けるジャッジの記録に米記者も注目している。
初回の第1打席からジャッジが球場の視線を集めた。新人左腕キャメロンの内角フォーシームを完璧に捉えると、打った瞬間に本塁打と分かる24号2ランに。打球速度117.9マイル(約189.7キロ)、飛距離469フィート(約142.9メートル)、角度31度の特大の一発だった。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で「所属チームが65試合を消化した時点でHRを20本以上打っていた選手の中での打率上位」という内容で上位7人を紹介。1位のロジャース・ホーンズビー氏が残した打率.419、21本塁打を筆頭に、数々のレジェンドが名前を連ねる中、ジャッジは打率.396、24本塁打で4位にランクインし、本塁打数は最多となっている。
この投稿に見た米ファンは「ジャッジのが断トツで見事」「信じられない!」「ジャッジ以外の選手はすべて1920年代後半から1930年代前半(人種の壁がなくなる前の時代で、リーグ打率はこれまでで最も高かった)で、あと1人はクアーズフィールドでプレーしたステロイド時代の打者だ」とヤンキースの主砲が残す数字を称賛した。
また「この中で当該シーズンの打率が1番低かったのはルースとへルトンで.372。ジャッジがどうなるか興味深い」とサラ記者のリストに入った7人のシーズン成績に注目するファンも。ジャッジより順位が下の5位のトッド・へルトン氏と7位のベーブ・ルース氏はシーズン打率.372で終えただけに、ジャッジがどんな成績で今季を締め括るか、日に日に注目が高まっている。
(Full-Count編集部)