ジャッジ、3戦連発25号で3冠王目前 打率.394&59打点でトップ…ヤ軍は盤石の地区首位

年間では61HRペース…2022年の自己記録更新も視野
【MLB】ヤンキース 6ー3 ロイヤルズ(日本時間12日・カンザスシティ)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は11日(日本時間12日)、敵地のロイヤルズ戦の7回に今季25号本塁打を放った。3試合連続となる一発で、トップのカル・ローリー捕手(マリナーズ)に1本差。打率.395、59打点はリーグ1位で、3冠王も目前に迫っている。
「2番・右翼」で先発出場したジャッジは、初回の第1打席は三振、第2打席が四球、2死一、二塁の好機で迎えた第3打席は右飛に終わった。しかし5-0の7回、右腕クルーズの99マイル(約159キロ)直球を粉砕した。打球速度108.8マイル(約175.1キロ)、飛距離413フィート(約125.8メートル)、角度24度の一発を右翼席に運んだ。
ジャッジは8日(同9日)のレッドソックス戦で1試合2発を叩き込み、これで3戦連発。年間では61発ペースとなり、2022年に自身が樹立したア・リーグ記録の62本塁打に迫る勢いとなっている。
もっとも、今季はパワーに加えてハイアベレージをマーク。開幕から打率4割近くを維持し、この試合を終えて.394。堂々のメジャートップだ。また、59打点もリーグ1位。史上14度目の3冠王を視界に捉えている。
ヤンキースは2回に連打で一挙5点を先制。その後はなかなか得点できなかったが、ジャッジの25号で追加点を挙げた。9回には2ランや守備の乱れで3点を失うも、序盤のリードで無事に勝利。今季成績を41勝25敗、勝率.621とし、ア・リーグ東地区首位を快走している。
(Full-Count編集部)