大谷翔平より多かった1票…“1100億円”男が持つ凄み 64選手が明かした脅威のワケ

米メディア「ジ・アスレチック」の質問に64人の投手が回答
ドジャース・大谷翔平投手がまさかの2位。「ワールドシリーズ第7戦で一番対戦したくない打者」というテーマの企画で1位になったのはメッツのフアン・ソト外野手。昨オフに15年総額7億6500万ドル(約1100億円)の大型契約を結んだ天才打者が脅威の存在となっている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は11日(日本時間12日)、「ワールドシリーズ第7戦で一番対戦したくない打者は誰ですか?」のお題で選手に実施したアンケートの内訳を公開。スプリングトレーニングから5月上旬までの約2か月半の間に64人が回答し、1位はソトの10票。大谷は9票で2位となっている。
記事ではソトに投票した投手の声を紹介。「彼の打席での選球眼は、他に適切な言葉が見つからないが、ほとんど威圧的だ」「あれほどのパワーを持ちながら空振りが少ない選手はそう多くない。甘い球を見逃さないし、ボール球には手を出さない」「とんでもないパワーを持っていて、どの方向にも打てる。彼は本当に打ち取りにくい打者だ」と称賛が続いた。
2位の大谷に対しては「彼は、今、最高の打者だと思う」「ああ、彼には何も通用しない。彼との対戦は自分にとって本当に厄介だ」「彼は自分の強みをよく理解していて、ストライクゾーンも完璧に把握している選手のひとりだ。彼は打席に入った瞬間、自分がすべきことを理解しているような感じがする」など、ソト同様に投手の悲痛の叫びが並んだ。
ワールドシリーズ第7戦ともなれば一球の行方が、試合の勝敗を左右することになりかねない。そのため、選球眼に優れたソトが大谷よりも票を集めたことが予想される。また、11日(日本時間12日)の敵地ロイヤルズ戦で3試合連続となる25号本塁打放ち、開幕から好調を維持するヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は6票で3位だった。
(Full-Count編集部)