大谷翔平は「ご無沙汰だったね！」　笑顔で迎えたテオの“真意”、試合後に明かした思い

1試合2本塁打で通算250号達成

【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ（日本時間15日・ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平投手は14日（日本時間15日）、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席では24号、第4打席で25号ソロを放ち、日本人初となるメジャー通算250本塁打を達成した。大谷の11試合ぶりとなる本塁打を“最前列”で迎えたテオスカー・ヘルナンデス外野手は試合後、「ご無沙汰だったね！」と思いを明かした。

　2日（同3日）メッツ戦の第5打席以降、10試合本塁打が出なかった大谷。“生みの苦しみ”を味わう中、初回の第1打席にループのカットボールを捉え、打球速度110.3マイル（約177.5キロ）、飛距離419フィート（約127.7メートル）、角度27度の一発を放った。さらに6回の第4打席では、右腕ベックから打球初速101.2マイル（約162.9キロ）、飛距離384フィート（約117メートル）、角度26度の本塁打を右翼席に叩き込んだ。

　24号の直後には本拠地ファンが総立ちになった一発。“最前列”で迎えたのが仲良しのテオだった。恒例のひまわりの種のシャワーを浴びせると、右手の拳でタッチを交わし、“マッチョポーズ”で喜びを共有した。大谷が本塁打を打てば、いつも満面の笑みで迎えるテオだが、やはり10試合も一発が出ていなかったこともあってか、この日はさらに眩しいスマイルを見せた。

　自身も6回に3試合連発となる13号を放って勝利に貢献したテオ。試合後には地元放送局「スポーツネットLA」のインタビューに登場。勝利への思いを語る中、大谷の活躍について聞かれると「ああ。ご無沙汰だったね！」と笑顔を炸裂させた。「私たちは彼が本塁打を打つことに慣れてしまっていたけどね！　He’s back！（本来の姿を取り戻してくれたよ！）」と称えていた。

（Full-Count編集部）