24&25号の裏で…大谷翔平にまさかの“事態” 本人照れ笑いも「ロバーツ監督も心配そう」

2回に申告敬遠で出塁→スミスの犠飛で生還も…
【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)
ヒヤリとする場面だった。ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦の初回、第1打席で24号先頭打者アーチを放った。2回には申告敬遠で出塁後、6点目のホームを踏んだ。しかし、スライディングした際にまさかの転倒。デーブ・ロバーツ監督も心配そうに見つめ、「はーーービックリした」とファンもどぎまぎした。
2日(同3日)に行われたメッツ戦の第5打席以降、10試合本塁打が出なかった大谷だったが、この日は初回の第1打席、右腕ループのカットボールを完璧に捉えた。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度27度の一発を右翼席まで運んだ。
ここ数試合は打線が湿りがちだったドジャースだが、2回に四球と連打で得点を重ねて3-0とすると、1死二、三塁で大谷に第2打席が回った。しかし、ジャイアンツは申告敬遠を選択。本拠地はブーイングが起きた。その後、ベッツの二塁打で大谷は三塁に進み、スミスの犠飛で悠々と生還したはず……だった。
しかし、大谷はスライディングすると、体勢を崩して左手をつきながら一回転。驚いたような表情を見せ、ロバーツ監督も“大丈夫か?”と言わんばかりの様子で見つめていた。その後、大谷は気恥ずかしそうにベンチに戻り、何事もなかったように出場を続けている。
もっとも、大谷は昨年のワールドシリーズで二盗を試みた際に左肩を負傷。オフに手術を受けているだけに、とにかく怪我は禁物。それだけにファンも「怪我とかなくて良かった」「ロバーツ監督もものすごい心配そうに」「恥ずかしそうにベンチに帰るw」「怪我はなさそう本当に安心」などと安堵が広がった。その後、大谷は6回に1試合2発となる25号も叩き込んだ。