田中将大3被弾で約4か月ぶり黒星 ブーン監督「今日はシャープではなかった」
6本の被安打のうち4本が長打「全体的に失投が多かった」
ヤンキース田中将大投手が10日(日本時間11日)、本拠地レンジャーズ戦で今季3敗目を喫した。5回0/3を投げて3被弾を含む6安打3四球6失点(自責6)で降板。4月17日(同18日)マーリンズ戦以来、約4か月ぶりに黒星がついた。
田中は後半戦最初の登板となった7月24日(同25日)レイズ戦で3安打完封勝利を口火に、最近3試合は合計1失点と安定した投球を見せていたが、この日は立ち上がりから制球が定まらず。レンジャーズ打線に捕まった。アーロン・ブーン監督は「ここ最近は素晴らしい投球が続いていたが、今日はシャープではなかった」と日本人右腕について語った。
3四球を与えた一方で、奪った三振はわずか2。6本の被安打のうち3本がホームラン、1本が二塁打と痛打される場面も目立ち、指揮官は「全体的に失投が多かった。打線がホットな相手が見逃してくれなかった」と試合を振り返った。
田中は、この日の6失点で防御率が4.08となり、再び4点台に戻した。だが、先発ローテ通りなら次回は15日(同16日)本拠地レイズ戦での先発となる。前回は完封勝利を収めた相手だけに、好感触を取り戻すきっかけとしたい。