プホルス、両リーグで通算1000安打 史上9人目の偉業「すごく嬉しいよ」
チームの勝利へ全力「あんまり何本打ったとか記録は気にしてないけど」
エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が10日(日本時間11日)の本拠地アスレチックス戦でエンゼルス移籍後1000本目の安打を放った。2011年までプレーしたカージナルスで2073安打を放っており、両リーグでの1000安打は史上9人目の偉業となった。
プホルスは2回先頭で遊ゴロ、3回2死一、二塁では左飛に倒れたが、6回に快音を響かせる。アップトンの2ランで逆転した直後の1死走者なしの場面でレフト前ヒット。エンゼルスで1000本目のヒットをマークした。
両リーグでの1000安打達成者は過去に9人。デーブ・ウィンフィールド、フランク・ロビンソン、ブラディミール・ゲレーロ、カルロス・リー、フレッド.・マグリフ、オーランド・カブレラ、カルロス・ベルトラン、アルフォンソ・ソリアーノという顔ぶれとなっている。
プホルスは試合後に「達成したのはすごく嬉しい。チームを勝たせようと頑張った結果なので、あんまり何本打ったとか記録は気にしてないけど。とにかく今はチームを勝たせることに全力を捧げるよ」と話した。
この日は3打数1安打。試合結果を左右する一打ではなかったものの、エンゼルスは4-3で勝利して4連勝を飾っただけに、チームの精神的支柱も笑顔だった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)