ド軍が「密かに狙っている」 大谷が投手復帰も…米球界で囁かれるCY賞右腕獲り

米敏腕記者「ドジャースが獲得を密かに狙っている球団の1つ」
ドジャースは今夏も大物選手のトレード獲得へ動くのか。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は15日(日本時間16日)、自身の記事でサイ・ヤング賞右腕を獲得候補に挙げている。
ナイチンゲール記者が「ドジャースは獲得を密かに狙っている球団の1つ」と伝えたのはマーリンズのサンディ・アルカンタラ投手だ。2022年に14勝、防御率2.28、207奪三振など好成績を残し、自身初のサイ・ヤング賞を受賞。しかし、2023年10月にトミー・ジョン手術を受け、昨季は全休した。
2年ぶりに復帰した今季は5月まで11登板で2勝7敗、防御率8.47と苦戦していた。4月29日(同4月30日)と5月5日(同5月6日)には大谷翔平投手に本塁打を献上するなど、2登板連続で痛い目に遭っていた。しかしここ2登板は1勝0敗、防御率1.50。計12回で10奪三振、2四球と復調している。ナイチンゲール記者は「マーリンズのエース、サンディ・アルカンタラはトミー・ジョン手術からの復帰後、本来の姿を取り戻しつつある。ちょうどトレードのタイミングに間に合う形で、速球(97.6マイル(約157キロ))と制球力(コマンド)が戻ってきた」「トレード市場で最大の目玉となるはずだ」などと伝えた。
ドジャースの先発陣では大谷翔平投手が16日(日本時間17日)の本拠地・パドレス戦で投手復帰するが、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーらの復帰はまだ先だ。アルカンタラを獲得となれば、チームにとっては大きな戦力となるに違いない。
(Full-Count編集部)