パ5球団が勝利…ロッテ“一人負け” ハム北山は9回1死までノーノー、鷹16得点大勝 19日交流戦

北山は9回1安打1失点で今季3度目の完投勝利
「日本生命セ・パ交流戦 2025」が19日、6試合が行われた。日本ハムは東京ドームで行われた巨人戦に4-1で勝利した。初回から北山亘基投手が好投を続け、6回まで完全投球を披露。9回1死から大城卓三捕手に一発を浴びてノーヒットノーランは逃したものの、は9回1安打1失点で今季3度目の完投勝利(5勝目)を挙げた。一方で打線はアリエル・マルティネス捕手の4安打1打点の活躍でカード勝ち越しを決めた。
楽天は神宮球場で行われたヤクルト戦に3-1で勝利し、引き分けを挟んで6連勝とした。初回に黒川史陽内野手の2点適時打で先制。岸孝之投手は7回を4安打無失点の好投で4勝目を挙げた。9回に渡辺翔太投手が1点を失うもリードを守り切った。村林一輝内野手の適時打で中盤に追加点を加えた。
西武は横浜スタジアムで行われたDeNA戦に2-1で勝利した。6回に長谷川信哉外野手の5号ソロで先制、7回には西川愛也外野手の適時打で追加点を挙げた。先発の渡邉勇太朗投手は6回を無失点に抑え、今季5勝目をマーク。リリーフ陣も1点差を守り切り、接戦を制した。
オリックスはバンテリンドームで行われた中日戦に6-1で勝利した。初回に押し出しと犠飛で2点を先取。4回には西川龍馬外野手と宗佑磨内野手の連続適時打でリードを広げた。田嶋大樹投手は6回1失点で4勝目。岩崎翔投手、山岡泰輔投手、才木海翔投手の継投でリードを守った。
ロッテは甲子園で行われた阪神戦に0-2で敗れ、連敗を喫した。種市篤暉投手は6回2/3を2失点と粘投するも、打線が散発4安打で援護できず。近本光司外野手の犠飛、大山悠輔内野手の適時打で失点。9回に先頭の藤原恭大外野手が出塁したが、ジョン・デュプランティエ投手の前に完封負けを喫した。
ソフトバンクはマツダスタジアムで行われた広島戦に16-2で大勝した。栗原陵矢外野手が3ランを含む2安打6打点の活躍。嶺井博希捕手も本塁打を含む3安打4打点を記録。先発・大関友久投手は7回2失点で5勝目。終盤に打線が爆発し、9回には4者連続適時打などで7点を加えた。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)