ド軍戦で乱闘騒ぎ、両監督退場の珍事 タティスJr.死球で両軍総出の一触即発…球場騒然

9回にタティスJr.が死球を受けた
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間20日・ロサンゼルス)
19日(日本時間20日)にドジャースタジアムで行われたドジャース-パドレス戦、9回にフェルナンド・タティスJr.外野手が死球を受けて悶絶。その場で倒れ込むと、マイク・シルト監督が怒りの表情で飛び出した。デーブ・ロバーツ監督も応戦し、両軍入り乱れる乱闘騒ぎとなった。
パドレスが5点リードした9回、1死からタティスJr.が打席へ。すると、リトルの93マイル(約150キロ)が直撃。その場で倒れ込み、しばらく動けなかった。するとシルト監督がベンチから飛び出し、ロバーツ監督も怒りの表情。両軍とも選手が場内に入り乱れる事態になった。
その後、球審は警告試合を宣告。その後、両軍ともに指揮官が退場処分になった。場内は騒然となった。
今回のドジャース-パドレスの4連戦は荒れに荒れた。16日(同17日)の第1戦でパヘスが死球を浴びると、翌日にはタティスJr.が死球を受けて不穏な空気に。その後、大谷翔平投手も死球となり、警告試合が発せられた。ロバーツ監督は試合後、「オオタニへは故意だった」と怒りを見せていた。さらにその後、イグシアス、パヘスに死球と“死球合戦”が続き、最終戦でまたタティスJr.がぶつけられる形となった。