どうしたジャッジ…まさかの“2/24”「もうダメだ」 首位打者陥落の危機に米嘆き

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

11日ロイヤルズ戦時点では打率.396も…

【MLB】エンゼルス 3ー2 ヤンキース(日本時間19日・ニューヨーク)

 最強打者から当たりが消えた。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が18日(日本時間19日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に「2番・右翼」で先発出場するも、4打数無安打2三振に終わった。直近24打数はわずか2安打、15三振と大不振に陥っており、米ファンも「一体どうした」と驚きを隠せない。

 ジャッジは第1打席で三振を喫すると、第2打席は好守にも阻まれてニゴロ、第3打席は三振に終わった。8回1死一、二塁の好機で打席を迎えるも、力なく中飛に終わり、NYファンは肩を落とした。ジャッジの不振に合わせるようにチームも停滞。まさかの6連敗となった。

 やはり槍玉に挙がるのは、チームの大看板であるジャッジだ。直近の不振で、10日(同11日)時点まで.396もあった打率は一気に.368まで下降。本塁打も5試合連続で生まれず、打点も直近7試合でわずか1。試合を終えた時点で打率と打点数はリーグトップではあるものの、本塁打はカル・ローリー捕手(マリナーズ)に抜かれ、打率もルーキーのジェイコブ・ウィルソン内野手(アスレチックス)に6厘差まで迫られている。

 一時は「打率4割」「3冠王」に高い期待が寄せられていた中、ここにきての大不振にファンもモヤモヤが止まらない。「一体どうした」「10月のジャッジがやってきたね」「ポストシーズンのジャッジだ」「もうダメだ」「ついに始まった……」「10月になるのは早すぎないか?」など、ポストシーズンで不調になることを引き合いに出して批判する声も上がっている。

 依然として素晴らしい成績であることは事実でも、スターゆえにひとたびバットが止まれば批判されるのは常。果たしてジャッジは、雑音を跳ねのけて再び圧倒的バットを取り戻すことができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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