ド軍108億円男が味わった“天国と地獄” 振り返る激動の1年「常軌を逸していた」

ド軍のエドマンが米メディアで1年前を振り返った
ドジャースのトミー・エドマン内野手が、メジャー7年目で自身のキャリアを更新するほどの活躍ぶりをみせている。米メディアに登場した30歳は、“激動”の1年を振り返っている。
Youtubeチャンネル「JM Baseball」の番組「Dugout Discussions with Chris Rose」に登場。「トミー・エドマンは1年でどれだけのことが変わったか信じられない」のタイトルで配信した。
司会者のクリス・ローズ氏が「君は1年前負傷者リストに入っていた。そのとき、1年後にナ・リーグ優勝決定シリーズのMVPになり、ワールドシリーズも制覇して、真新しい延長契約を結んで数年間LAで過ごすことになると聞いたら、君はなんと言ったと思う?」と問いかけた。
これにエドマンは「うーん、きっと『君は頭がおかしい』と言っただろうね」と笑った。「1年前の今頃、僕はメジャーリーガーになってからでは最悪の時期だった。まったくプレーできていなかった。あんなに長いこと負傷者リストに入ったことはなかった。チームにいながら貢献できていないというのはとても奇妙な感じだった」と振り返った。
戦列を離れていた期間について「間違いなく僕の野球人生の中でいい時期ではなかったが、だからこそ物事はうまく行くんだ。最悪の始まり方をした年だったが、自分のキャリアの中で屈指の年になった。最高の終わり方だった。ドジャースの一員でいられて本当に恵まれている。ワールドシリーズも制覇して、今後5年間についても安心できる。ああいう風になったのはかなり常軌を逸してるね」。
昨年は37試合の出場で打率.237、6本塁打、20打点。キャリアでも最低クラスの数字ではあるがチームはワールドシリーズを制した。今季はここまで打率.249、10本塁打、37打点をマーク。キャリアハイは打率.304、13本塁打、57打点。今季こそ自身の成績を残し、チームも最高のシーズンで終えることを願っている。
(Full-Count編集部)