日本ハム田中、勝負強い打撃で3安打2打点 「苦しい時に活躍しないと」
34歳が今季13度目猛打賞、日本ハムは連敗を5で止める
日本ハムの田中賢介内野手が14日のオリックス戦(札幌ドーム)で、今季13度目の猛打賞&2打点と勝負強い打撃を見せた。
初回2死。近藤から左前打を放ち、8月18日のロッテ戦(QVC)から22試合連続出塁に伸ばした。3回無死二塁では左中間適時二塁打を放つと、4回1死一、二塁では右前適時打。34歳の野手リーダーが、きっちりとチームに貢献した。
――1本目のタイムリーは1点リードの3回無死二塁だった。
「ただ、(二塁走者の中島)卓を返す。返したい思いだけで打ちました。(打球を)取られるかな、と思ったけど、なんとか抜けてくれて良かったです」
――2本目のタイムリーは 4回1死一、二塁。
「あそこで1点取れれば、かなり勝利に近づくと思っていた。そういう意味では貴重な1点になって良かったです」
――3安打2打点。ここ1週間は26打数13安打の打率5割だ。
「なんでしょうね。9月は札幌も多いですし、家でゆっくり出来るのがいいのかなと思います」
――チームの連敗は5でストップした。
「チームが苦しい時に活躍しないと、僕がいる意味がないと思っている。なんとか活躍できて良かったです」
――最後にメッセージを。
「どんな状況になっても最後までやりきるのがファイターズ。全力で最後まで頑張るので応援よろしくお願いします」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count